注目を集めている上海ディズニーランドの全体的な設計プラン(草案)が昨日、ついに公表された。将来的に、テーマパークには6つのエリアと3つの人工水系が含まれ、自家用車の駐車場と公共交通中枢を1ヶ所ずつ設置し、上海市内と園内を2本の地下鉄で結ぶ。広州日報が報じた。
すでに設計プランが発表されているのは、A-1およびF-1エリアで、主にテーマパークと駐車場を含む。テーマパークの敷地面積は約91.1ヘクタール、駐車場は約21.6ヘクタールに達する。テーマパークの容積率は44%。
設計図面を見ると、テーマパークのメインゲートの向かい側には湖があり、両側には商業・娯楽設備とホテルが建ち並ぶ。テーマパーク全体は6つのエリアに分かれ、アトラクションなどが設置されることになる。この他にも、人工の水系が3つ、自然の水系が1つある。シンボルとなる城は、メインゲートからテーマパークに到る中心にそびえ立つと見られる。
将来的に、少なくとも2本の地下鉄が上海市内とディズニーランドを結ぶ(短距離線でディズニーランドとつながる2号線、羅山路からメインゲートそばまで延長する11号線)。この2本の地下鉄は、1つの駅を同時に使用する。自家用車で同テーマパークに出かける場合は、南西に位置する駐車場に停車が可能だ。設計側は公共交通連結ブリッジを建設する予定で、西環路に沿うようにして、メインゲートに直結させる。西環路の別の側には、公共交通中枢を設置する予定。
「人民網日本語版」2012年2月1日