シリア大統領夫人の英国籍のアスマさんは、その上品さで有名なファッション誌「ELLE」最新号の「政界のファッションリーダーランキング」に登場した。この美貌と才知を合わせ持つファーストレディーが、再び世界メディアの注目を集めている。
アスマさんは生まれつきの美貌、ファッションナブルな装い、フランス誌「パリ・マッチ」は彼女を「東方のダイアナ妃」、「アラブ界のの美の中心」と褒め称えた。
ファッション誌「ELLE」はランキングで、彼女を世界の政界で最も品位ある女性として選出し、更に米国のファーストレディーであるミッシェルさん、フランスのファーストレディーであるカーラ・ブルーニさんを超えると賞賛する。
西側メディアは、シリアのファーストレディーは外からのアラブ女性の保守的な印象を打ち破り、彼女が現れたところには、常に魅力が溢れると評価する。
ある新聞は「彼女の完璧なイメージは欧州人の好みによくあっている。ターバンをせずきれいな顔が見えて、chanelのバッグ、Louboutinの靴、JimmyChooのサングラス、全身が優雅の代名詞で、彼女自身がファッションの名刺である」と報道した。
シリアのファーストレディーとして、アスマさんはシリアの国民、特に貧しい人と女性、子供たちの生活に関心を寄せている。2001年に彼女はシリア国内初の非政府機関を設立し、主に小額貸付を提供することにより農村の貧しい人を助けている。
アスマさんはパソコンにも詳しく、一番の趣味はネットサーフィンである。
イスラエル情報機関はアスマさんのこの趣味を知って、アスマさんのメールを追跡して監視することにより、価値がある情報を発見しようとしたという。
アスマさんのパソコンは、完璧なセキュリティーが備わっておらず、簡単にハックできたため、イスラエル情報機関は大喜びだった。
しかし、アスマさん本人はパソコンに詳しく、自分のメールが監視されたことについてはっきりわかっており、彼女は「相手の計略に従って」、何もわかっていないふりをしていたという。