ダンスで勇気と希望を伝える福島の女性たち

ダンスで勇気と希望を伝える福島の女性たち。

タグ: 福島県,原発,東北のハワイ,大森梨江,被災者,放射能汚染,ダンス

発信時間: 2012-03-13 10:27:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

福島県いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」は、福島第一原発から60キロの場所にある。「東北のハワイ」とも呼ばれるこの施設の売りの一つに、ハワイアンダンスがある。

大森梨江さんは福島県双葉町出身であり、「スパリゾートハワイアンズ」のダンスチームの副リーダーである。チームの多くが福島県出身だ。昨年の3・11の地震と津波、その後続いた余震によって、大森を含むチームメンバーの何人かは家族を失い、あるいは家を失った。彼女たちの愛する舞台も不幸から免れなかった。大森やメンバーたちは、自らが被災者にもかかわらず、一年近い間、ダンスで被災者たちに勇気と希望を与えてきた。

地震から1か月余り経った4月22日、ダンスチームが再集結した。当初大森は、「ダンサーとして、私たちはみんなに何をしてあげられるのか」と自問した。そして彼女たちは、全国各地の被災地でボランティアのイベントを行い、被災者に笑顔と活力を伝えることにした。

大森は言う。1か月以上練習していなかったが、音楽が流れると条件反射のように動き出すことができた。しかし心からの笑顔を表に出すことは難しかった。しかし、メンバーたちが相互に励まし合い、支え合うことで、難関を超え、パワーアップすらしていった。5月3日、ダンスチームは福島県で行った第1回目のダンスイベントを成功させた。

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