「今感じているプレッシャーを10点満点で表すと?」との質問に、7点以上、つまり「プレッシャーが非常に大きく、耐えられない」とした人は38%に上った。
労働時間が長すぎて、頭の回転が悪くなる、集中できなくなる、起こったことを忘れてしまう、突然自分が何を言っているのかわからなくなる、良く知っているはずの名前を忘れるなどの症状が出た経験を持つ人は74%に上った。また、上記の症状が起こる頻度について、「週に2回ほど」とした人は約3割、最もひどいケースは「週に15回」だった。
長すぎる労働時間は業績にも大きく影響する。労働時間の超過により「苛立ち、抑うつ、意欲の低下」を感じたとした人は5割以上、「締め切りに間に合わず、残業しなければならなくなった」とした人は約4割に達している。他にも「優柔不断になり判断ミスが増えた、上司・同僚・顧客の不満を招いた、仕事のミスが増えた」などの回答が寄せられた。また、「仕事を始めたばかりの頃よりも、頭の回転・反応スピードが遅くなった」とした人は36%に達した。
「人民網日本語版」より 2012年3月17日