英国メディアの報道によると、英ケンブリッジ大学所属の博物館に収蔵されている明代の玉杯など中国の骨董品18点が盗難に遭った。中国新聞社のウェブサイト「中新網」が19日付で伝えた。
報道によると、ケンブリッジ大学フィッツウィリアム美術館で13日に盗まれた中国の骨董品18点の中には、いずれも玉彫の水牛(16世紀)、馬(17世紀)、うぐいす色の象(17世紀)が含まれているという。
英国では、この2週間で立て続けに2度、中国の文化財が盗難に遭ったことになる。
1回目の盗難事件は、ダラム大学オリエンタル博物館で今月5日、時価約200英ポンド(約2600万円)の清代の工芸品が盗まれた事件だ。
両地の警察は現在、2件の窃盗事件の解決に全力を挙げている。
「人民網日本語版」2012年4月20日