今年最大の流星群の1つである、こと座流星群が22日に活動のピークを迎える。約3分に1個流星が観測できると見られる。
こと座流星群は毎年4月15日から28日に出現する有名な流星群。サッチャー彗星(C/1861 G1)を母天体とし、すでに2600年の長きにわたり観測されている。最も古い記録は中国の『春秋』に見え、これは中国最古の流星群の記録でもある。
今年は観測条件に非常に恵まれている。ピーク期に出現する新月は観測の妨げにならない。できるだけ多く観測したい場合は、21日か22日の真夜中前に頭上を見上げるといい。夜明けが近づいてきたら、地平線から頭上までの3分の2の角度で任意の方向を見るといい。コツは1つの方向ばかり凝視し続けないこと。視線を動かせば、流星を捉えやすくなる。
「人民網日本語版」2012年4月22日