▽「アバター2」「アバター3」同時に制作スタート
-----幻想的シーン、中国からインスピレーション
キャメロン監督は記者会見で、「アバター2」と「アバター3」の制作を同時スタートする計画を発表した。今回は、CG技術でバーチャルの幻想シーンを作るため、第一作のように中国でのロケは行う予定はないとした上で、「しかし映画に登場する多くの幻想的なシーンは、中国の各地に見られる素晴らしい山水風景からインスピレーションを得たものだ」と語った。
「アバター」続編を制作するほか、キャメロン監督は中国映画「孫子兵法」に3D技術を提供する。彼は、中国映画界の高度成長期にこのようなプロジェクトに関わることを大変喜んでおり、初めて制作される3D歴史巨編映画に大きな期待を寄せているという。
映画館で専用メガネなしの3D映画上映が今後実現するかどうかについて、キャメロン監督は「各座席とスクリーンとの距離が均一でないことから、現時点では何とも言えない。ただ、この技術がホームシアターの世界で応用される可能性は高い」とコメントした。
「人民網日本語版」2012年4月24日