中国新聞出版研究院が実施した第9回全国国民読書調査の結果が23日、発表された。中国国民が2011年に読んだ図書は一人当たり平均4.35冊、新聞は100.7部、定期刊行物は6.67冊、電子書籍は1.42冊。国民(18-70歳)の各種出版物(ペーパー版・電子版含む)読書率は前年比0.5%増の77.6%。新華社が伝えた。
調査によると、伝統的スタイルによる国民の読書状況はあまり芳しいものではなく、図書の読書率は前年比わずか1.6%増、新聞と定期刊行物の読書率はやや低下した。これとは対照的に、読書スタイルのデジタル化は飛躍的に高まった。インターネットによるオンライン講読者数は2010年比11.1%増、携帯電話で読書する人の割合は前年比4.6%増の27.6%。
「人民網日本語版」2012年4月24日