米国のプリンストン大学やイェール大学、カリフォルニア工科大学、スタンフォード大学、ペンシルベニア大学、シカゴ大学、デューク大学など、世界トップクラスの大学19校から、入学合格通知と全額奨学金を同時獲得した河南省鄭州外国語学校3年生の朱天舒さんが話題となっている。朱さんは「どこの大学を選ぼうか」とうれしい悲鳴をあげている。河南省のニュースサイト「大河網」が報じた。
▽世界トップ大学19校と相思相愛の高校3年生
少し浅黒い肌で黒髪のロングヘアーの朱さんは26日、ラフな姿で取材に応じ、「まだどこの大学にするか決めていません」と少し早口で語った。朱さんが合格通知を受け取った19校の大学には2011年9月に米誌「USニューズ&ワールド・レポート」が発表した「米国ベスト大学ランキング」で、トップに立ったハーバード大学や3位のイェール大学、5位のカリフォルニア工科大学などそうそうたる大学が含まれている。
朱さんが通う鄭州外国語学校の李茂啓副校長によると、世界の有名大学19校から、合格通知と全額奨学金を同時に獲得することは、中国全国でもほとんど例がないという。それでも李副校長は「あまりおだてあげないでほしい」と再三強調。「このような学生はまだたくさんおり、朱さんはそのうちの一人にすぎない」と手綱を締めた。