世界一周した中国人旅行客の感想で一番多かったのが「当地の料理もいいが中華料理も増やしてほしかった」である。
今年の初めに出発した66日間世界一周の旅行団が先月、無事に帰国した。リーダーを務めた李英龍氏は、全行程で旅行客が最も興奮した場所は南極で、好きな料理はやはり中華料理だったことを明らかにした。中国ではハイクラスの観光市場が業界の注目を集めており、豪華海外旅行を手配する会社は積極的に顧客の需要に対応している。ごはんやおかゆ、唐辛子、醤油から茅台酒まで、中国の富豪層の食習慣に合わせることで満足感を高めているのだ。
リーダーの李英龍氏は、「全行程のうち旅行客が最も興奮した場所は南極。彼らは世界70億人のうち少数しか手に入れることのできない幸運を満喫した。ペルーのマチュピチュは、中国での知名度は低いものの、直に見ると極めて神秘的で、建築史で幻とされてきた空中都市は、観光客にかなりの衝撃を与えた…。」李英龍氏は出発前、旅行客に対し、親しい友人の住所を書きとめておくように伝えておいた。南極や北極で記念はがきを出せば、とても良い記念になるからだ。
HHトラベル(鴻鵠逸游)CEOの游金章氏は、今後もC-trip(携程)より世界一周ツアーを販売することを明らかにしている。50日間で価格は88万元。15名限定で、5月15日正午より発売開始となる。