ある英国籍男性が深夜の街中で女性に強制的に猥褻行為をはたらき、通行人に阻止されて殴られるという事件が発生した。事件は現在審理中だという。
目撃者によると、8日夜11時ごろ、一人の外国人男性が宣武門環球資訊センターの花壇外側で女性に対して猥褻行為をはたらこうとし、11時18分に通行人が警察に通報。男性を阻止した通行人によると、強い酒の匂いを感じたという。
翌0時過ぎにこの男性と被害者女性は派出所に連れて行かれて調査を受け、強姦の状況は発生していなかったことが確認された。目撃者によると、調査で男性は24歳と明らかになったという。
被害者の小紅さん(仮名)によると、事件前に彼女は宣武門地下鉄駅でこの男性に出会い、男性が自分の指を指差すので時間を尋ねていると思い、自分の腕時計を男性に見せてあげた後、南の方向へと立ち去った。ところが男性がずっと後をつけて来て、突然彼女を道端の花壇の中に連れ込み、胸や下半身を触ってきたという。彼女は助けを求めて叫び声をあげ、通行人が駆けつけたので自分と男性は見知らぬ他人だと説明したという。
警察官は現場で男性の取調べを行おうとしたが、男性は殴られた後、地面に横たわったままで取り調べに協力する姿勢を見せなかったため、宣武医院に送られて治療を受け、9日午前10時ごろにやっと目を覚ましたと言う。
警察側によると、警察は同事件を重視しており、観光ビザを持つ当該男性は警察に拘留され、調査が進められているという。「法制晩報」が伝えた。
「人民網日本語版」2012年5月11日