美しく白いビーチで世界的に有名な観光地モルジブには、世界各地から年間75万人の観光客が訪れる。多くの観光客がこの島国の特徴ある風景を楽しむと同時に、大量のゴミを残していくため、政府は全国のゴミを処理するための島を特別に決めた。イギリス「デイリー・メール」が6月24日に伝えた。
モルジブの首都マレの西4マイルに位置するティラフシ島(Thilafushi)では、毎日330トンのゴミが処理・焼却される。数えきれないペットボトル、食べ物のゴミなどが積み重ねられた様子は見るに堪えず、焼却時に生じる鼻を突く煙には目まいさえ感じる。これらの情景は、美しいモルジブからは連想できない。政府はついに、この島でのゴミ処理を禁じることを命じた。