勤め人の健康を脅かす「四大問題」中国

勤め人の健康を脅かす「四大問題」中国。 度重なる残業、接待続き、座ったままの姿勢-----。企業に勤めるサラリーマンや公務員にとって、健康には良くないこうした習慣は、切っても切り離せない…

タグ: 健康,公務員

発信時間: 2012-06-26 16:43:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

度重なる残業、接待続き、座ったままの姿勢-----。企業に勤めるサラリーマンや公務員にとって、健康には良くないこうした習慣は、切っても切り離せない。それが続くうちに、さまざまな怖い病気がじわじわと忍び寄ってくる。生命時報が伝えた。

中華予防医学会、中国医薬衛生事業発展基金会、人民網の共同主催による「健康中国2020第3回中国健康管理フォーラム」がこのほど開催され、「2012年中国公務員健康緑書」と「2012年中国企業従業員健康緑書」という2種類の健康関連報告が発表された。これらの報告書は、清華公共健康研究センターと医学専門家チームの共同執筆による。彼らは、健康診断サービス機関の国内大手・愛康国賓健診グループによる2011-2012年度健康診断を受診した企業従業員と公務員約20万人の健診結果に基づき、科学的統計分析を経て、結論を導き出した。

公務員の健康状態について、清華大学公共健康研究センター主任の景軍教授は、「データを分析した結果、公務員の70%以上が健康上の問題を抱えていることが判明した」と語った。コレステロール、脂肪肝、甲状腺、血中尿酸、AST(アスパラギン酸アミノ基転移酵素)などの値に異常が見られ、年齢と異常検出率との間にはU字型の関係がみられた。つまり、異常検出率は、若年層と高齢者層(60歳以上)では比較的低く、中年層はより高かった。また、男性の疾病リスクは、女性に比べかなり高い。抽出した北京、上海、広州、南京、杭州、成都、福州、深セン8都市のうち、成都の公務員の健康状態が最も良好だった。

民間企業に勤めるサラリーマンの健康緑書では、過体重・肥満、コレステロール値異常、慢性咽頭炎、脂肪肝が、彼らの健康を脅かす四大問題となっていることが判明。この四大問題は、18歳から60歳までの各年齢層にまんべんなく見受けられる。男性の健康問題は女性よりずっと深刻だ。特に、過体重・肥満、脂肪肝、AST上昇、高血圧、空腹時高血糖の5項目は、男性に女性の2倍多く見られた。

専門家は、これらの結果から、「党・政府機関であれ民間企業であれ、従業員の健康の重要性を十分認識し、健康リスクを積極的に予防するための専門機関を設ける必要がある。一方、従業員自身も、食生活・運動・ストレス解消を心掛け、病気の予防に努めなければならない」と提案している。

「人民網日本語版」2012年6月26日

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