◆7省・自治区・直轄市が全国平均水準を上回る
中国国家統計局から提供されたデータによると、2011年の全国の平均年収(民間企業を含まない)は4万2452元(約53万650円)に達し、2010年の3万7147元(約46万4340円)から5305元増(14.3%増)となり、増加率が0.8ポイント増となった。物価上昇分を考慮すると、2011年の全国の平均年収(民間企業を含まない)の増加率は、実質8.5%増となった。
統計データによると、北京、上海、浙江省、江蘇省、広東省、寧夏回族自治区、青海省の年収が、全国平均水準を上回った。このうち北京と上海は5万元の大台に乗った。
全国平均の8.5%の実質増加率を下回ったのは、陝西省(7.7%)、重慶(7.6%)、広東省(6.3%)、河北省(6.3%)、広西チワン族自治区(1.54%)のみとなった。平均年収の実質的な増加率を見ると、福建省(19.4%)、海南省(18.3%)、江西省(17.1%)がトップ3となった。実質的な増加率のトップは福建省(19.4%)で、最下位は広西チワン族自治区(1.54%)となった。
「人民網日本語版」2012年7月6日