上海では7月、アニメ・ゲームの国際的イベントである「第8回中国国際アニメ・ゲーム博覧会(CCG)」(12-16日)と「第10回Chinajoy」(26-29日)が開催される。この2つのイベントは規模やイベントの数などさまざまな点で過去の記録を塗り替えると見込まれている。中国共産党の機関紙「人民日報」が報じた。
上海市政府が5日開催した記者会見によると、中国文化部(庁)と上海市政府が共催するCCGは上海世博展覧館で開催。面積3万平方メートル(東京ドーム=約4万7千平方メートル)の展覧会場に13の国や地域の308社が出展する予定だ。うち海外企業のブースが40%、スペシャルデコレーションブースが87%を占めている。面積、出展企業の数、海外企業の割合など、いずれも過去最高。さらに、世界のトップレベルのアーティストを招くクリエイティブ・アニメコンテストや国際電子情報コンテストなども初めて開催される。
中国新聞出版総署や互聯網信息(インターネット情報)弁公室、教育部、上海市人民政府など13部門が共同で開催する「Chinajoy」は上海浦東新国際博覧センターで開催。面積7万平方メートルの展覧会場に20以上の国や地域の企業400社が出展する予定だ。
「人民網日本語版」2012年7月6日