82歳になる江沛揚さんは自宅で「箸(はし)展示会」を開催し、世界各地と中国国内から集めた50膳の箸と150の箸カバーを展示し、世界の箸文化を紹介している。
江さんの自宅のドアには「中国が初めてはしを発明し、最初に『箸』という漢字で表した。広東省の人ははしを『筷』と呼び、竹の下に快という漢字は素早く、便利という意味。英語のはしの『CHOPSTICKS』も『速い棒』という意味で、広東人の命名方法と近い」という箸の歴史についての紹介が張ってある。
江さんは「ブラジルのインディアン人は羽が好きなので、箸の先端に羽を付けた。島国の日本は魚を主食とするので、魚の柄がよく箸に使われる。私のコレクションの中では、日本の箸が比較的に多い」と話している。
「中国国際放送局 日本語部」より 2012年7月12日