中国衛生部が11日に公布した文書によると、2015年までに、貧困地区における基本的な医療衛生制度をつくるということだ。
文書では、2011年から2015年にかけて、中国は貧困地区の医療衛生機関のインフラ建設に、さらに力を入れ、公共衛生サービスの段階的な均等化を推進し、国家基本医薬品制度の強化・改善や、県級の公立病院改革を加速させるなどの政策を実施するということだ。また、2015年までに、貧困救済を対象に、基本的な医療保障と医療サービスを提供するほか、医療サービスの質や効率、公衆満足度を継続的に向上させ、受診費用の負担を明確に減少させ、地域間の医療資源の配置や、住民の健康状況の格差を縮小させ、「看病難問題(診察を受けるのが 難しい)」を解決させるとしている。
「中国国際放送局 日本語部」より 2012年7月12日