【新華社北京7月12日】中国国家広電総局と国家インターネット情報弁公室は9日、インターネットドラマや放映時間が1-3分程度のミニムービーなどオンライン視聴番組の健全な発展を指導・規範化する目的で、「インターネットドラマ・ミニムービーなどオンライン視聴番組に対する管理をさらに強化するための通知」を共同で発表した。 レコードチャイナが伝えた。
通知によると、インターネット視聴番組を提供する企業は、放送主体としての職責を真摯に履行し、マスメディアとしての社会責任を十分に自覚し、インターネットドラマやミニムービーなど各自が放送するオンライン視聴番組に対する責任を負わなければならないとしている。さらに、番組放送前に、検閲チームを組織してコンテンツの自己検閲を実施することが義務付けられ、未検閲の番組をオンライン放送することは許されない。
また、通知は、業界団体であるオンライン視聴番組放送業協会に対して、▽業界が組織した職能や役割を存分に発揮する▽業界による自己規制活動を前向きに展開する▽協会メンバー企業のオンライン視聴番組検閲担当者に対する育成トレーニングや資格審査を実施する▽関連業務体制を早急に確立する▽メンバー企業が健全な視聴プログラムを放送するようリードする▽文明的で健全なネットワーク環境を構築する―などの各業務を推進するよう求めている。
さらに、通知は、関連政府管理部門に対し、管理責任を共に担い、管轄内のオンライン視聴番組放送企業が自己管理を着実に実行するよう指導・督促し、放送業務に携わる主体の業界参入や退出について、法律に基づき管理するよう求めている。
(新華網日本語)より 2012年7月12日