中国の五輪代表団、試合に備え現地で合宿
中国の五輪代表団、試合に備え現地で合宿。 27日から開幕するロンドン五輪を前に、中国水泳チームの一部の選手は現地時間9日、イングランドの都市・リーズ市南部にあるジョン・チャールズ体育館水上スポーツセンターで初の公開練習を行った…
タグ： ロンドン五輪,中国,選手
27日から開幕するロンドン五輪を前に、中国水泳チームの一部の選手は現地時間9日、イングランドの都市・リーズ市南部にあるジョン・チャールズ体育館水上スポーツセンターで初の公開練習を行った。2011年、上海で開かれた世界水泳選手権の水泳女子100メートルバタフライで銅メダルを獲得した陸イン選手(インはさんずいへんに瑩)や女子1500メートル自由型で銅メダルを獲得した李玄旭選手、女子フリーリレー(4×200)で銅メダルを獲得した中国チームの陳倩選手らが次々に登場した。中国共産党の機関紙「人民日報」が報じた。
選手51人を抱える中国の水泳チームは、4つのグループに分かれて現地入りし練習を行う。同チームのうち、女子200メートルバタフライと男子1500メートル自由型などの種目は高い実力を誇り、金メダルの期待がかかる。
今回のオリンピックに参加する予定の中国の代表団10チームは、現地の環境に慣れるために前もって現地入りし練習を実施する。中国の選手が五輪開幕前に現地入りし練習を行うのは今回が初めて。リーズ市で合宿を張って練習を実施するのは水泳チーム以外に卓球チーム、テコンドーチーム、フェンシングチーム、陸上チーム、ボクシングチーム、女子ホッケーチーム、カヌーのスロラームチームなど8チーム、計229人の選手。選手らはリーズ大学で寝泊まりし、同大学とリーズシティーホールが練習場を提供する。リーズ合宿のハオ強・秘書長(ハオは赤におおざと)は「中国の選手は練習のための合宿を7月7日からリーズで張っている。これは中国のスポーツ代表団が始めて国外で実施するオリンピック前の訓練合宿。08年の北京五輪の際にほかの国が、現地の天気や環境に適応できるよう前もって選手を現地入りさせていたのに倣った」と語った。
シンクロナイズドスイミングチームやテニスチームもイングランドの南東部に位置するカウンティ・サリーで合宿を張る予定。プールのレーンの数に限りがあるため、中国の水泳チームの27選手はイングランド西部のバースで合宿を張り、焦劉洋選手やハオ運選手らは3日にバース大学に到着した。同日、カヌーチームもイングランドの中心都市ノッティンガムに到着した。
「人民網日本語版」2012年7月13日
コメント数:0最新コメント
一覧同コラムの最新記事
