「海と化した街」に佇む女性=南京市 |
▽ 47県・市・区で暴雨 江西
江西省中北部では、13日夕方以来、対流性の大雨が降り続き、局地的に猛烈な雨が降った。15日午後5時の時点で、全省47県・市・区が暴雨に見舞われ、21県・市・区は大暴雨となった。気象専門家は、今回の大雨が江西の高温天気を緩和したと指摘している。
▽放水路の堤防崩壊 湖北
15日明け方、湖北省武漢市黄陂区三里鎮長堤村で、東支放水路の堤防の一部が大雨により決壊した。黄陂区委員会と区政府は、区の関連職能部門、現場駐在官兵、三里鎮村幹部、住民700人余りを動員し、決壊した堤防の修理にあたり、大災害となるのを防いだ。
黄陂区は12日と13日、猛烈な雨に見舞われ、三里鎮内の放水路の水位は過去に例を見ないほど上昇、長堤村にある東支放水路の堤防が崩れた。堤防が決壊した後、区政府と鎮政府は直ちに対策作業チームを立ち上げ、付近の住民を安全な場所に避難させた。部隊の将兵と現地幹部で組織された危険対応チームは、堤防上流の土地に杭を打ち込み、コンクリート板を置き、石や土を積むという方法で臨時の防水ダムを築き、危険な状態に再度陥ることを防いだ。
「人民網日本語版」2012年7月17日