このほど、北京市は特大の豪雨に見舞われ、全市平均降水量は170ミリメートルに達し、1951年以来の記録されている中で最大の降水量を記録した。22日17時まで、北京市は今回の災害で37人の死亡者を確認している。
北京市排水集団の関連者によると、現在、中国の都市排水システムは平地で設計されているため、排水スピードが遅い。青島の雨水排水システムの設計基準はドイツ人の設計によるもので、少なくとも100ミリメートル以上の降雨量に対応できる。当時は大量の資金が投入された。しかし、北京市の都市排水システムや道路、橋の部分はすべて中国の基準で設計されている。今の状況を見ると、北京市は国の基準には合っているが、一部の重要な地域は基準を上げる必要があるだろう。
写真は記者がレインコートと雨靴を身に着け、青島市の排出システムに入っていく様子
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年7月24日