長沙市の男性、赤ちゃんにヤギ乳与える

長沙市の男性、赤ちゃんにヤギ乳与える。 粉ミルクの品質問題が発生するたびに、韋星雨さんは自分の決定に対して自信を深めていった。長沙市在住の韋さんは今年4月に父親となった…

タグ: 粉ミルク,ヤギ,ヤギ乳,赤ちゃん

発信時間: 2012-07-31 16:04:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る



 ◆ヤギのために草刈りに

 2頭の羊の毎日の食事も問題となった。韋さんは毎週1回車を運転し、草を刈りに出かけた。トランクを草で満杯にし、帰宅してからさらにウマゴヤシ、トウモロコシの粉、豆類、砕いた米等を混ぜ、2頭のヤギの1週間分の食事とした。

 ヤギの食欲が振るわない時も、韋さんは抗生物質を使用しなかった。韋さんは中国医学を6年間学んでおり、神曲(さまざまな生薬を発酵させて作った薬品)を牧草に混ぜ、ヤギに食べさせた。夜になるとヤギが蚊に刺されるが、韋さんは虫除けを使用せず、よもぎでいぶした。韋さんは、「ヤギが虫除けを吸い込めば、ミルクが汚染される」と語った。

  ◆赤ちゃんの飲用は?

 絞り出した牛乳やヤギ乳を赤ちゃんに飲ませることはできるのだろうか。小児科の専門家は、「搾り立ての牛乳とヤギ乳は、3歳未満の乳幼児に飲ませるべきではない。乳幼児の胃腸や腎臓はまだ完全に発育しておらず、不利な影響が生じる恐れがある。搾り立てのミルクはカルシウムと燐のバランスが悪い。燐が多く含まれれば、カルシウムの吸収を妨げる。また胃酸により凝結したタンパク質は消化しにくい。搾り立てのミルクには、能の発育に必要とされるモノエン脂肪酸が多く含まれず、子供の能の発育を妨げる。他にもアレルギー要素が含まれている可能性がある」と指摘した。

 3歳以上の児童は搾り立てのミルクを飲むことができるが、動物から絞り出したミルクを直接飲ませてはならず、加熱殺菌を行う必要がある。

 長沙市畜牧獣医水局の尹莉亜副局長は、「新鮮なヤギ乳は高温殺菌にすれば、乳幼児に飲ませることができる。だが保護者は乳幼児にまず少量を与え、アレルギー等の症状が現れないかを観察する必要がある。自宅でヤギを購入する場合は、市の畜牧局の検査を受けるべきだ。畜牧局はヤギがブルセラ属の細菌を持っていないかを検査する。この細菌は人獣共通感染症を引き起こす恐れがある」と指摘した。

 

 「人民網日本語版」2012年7月31日

 


 

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