大型連休期間中には1日5万人以上の入国者がある成田空港。出入国審査にかかる時間を短縮し、効率化を図るため、日本の入国管理局は空港出入国審査窓口への顔写真自動確認システム導入を検討している。ウェブサイト「日本新華僑報網」が伝えた。
まずは成田・羽田の2空港に試験的に導入される。
6日から来月30日まで、成田空港の出入国審査窓口6カ所に8台、羽田には6台のカメラが新たに設けられる。出入国時にカメラで顔写真を撮影し、自動確認システムの映像とパスポート上の顔写真を照合、本人かどうかを確認する。
顔自動確認システムは指紋認証システムと異なり、顔写真をまずシステムにインプットする必要がある。東京入国管理局は、自動確認システムの導入により、出入国審査・手続きに必要な時間を短縮したい、としている。
「人民網日本語版」2012年8月7日