日本のある製菓メーカーが先ごろ、独特な味わいのしょうゆ味のアイスクリームを開発した。同商品の収益は地震と津波で大きな被害を受けた東北部の陸前高田市の再建に使われる。
東京都に本社がある製菓企業のヒロタは「この新製品はしょうゆとアイスを組み合わせたもので、甘さとしょっぱさのバランスが絶妙な夏のアイスです。秋向けの商品も開発中です」と語る。同商品は見た目は普通のバニラアイスのようだが、味はしょっぱく、同時にナッツの香も漂う。コストは150円(約12元)の同商品は250円(約20元)で販売され、収益は陸前高田市の再建のためにNGO組織に寄付される。
同社は陸前高田市のヤマニ醤油と提携している。陸前高田市は2011年の津波でほとんど更地となってしまった。しょうゆ味アイスクリームのアイデアは、かつて同市の瓦礫撤去のボランティアに参加した東京のエンターテイメント企業の池田欣弥氏によるものだ。「国際在線」が英「デイリー・テレグラフ」の報道として伝えた。
「人民網日本語版」2012年8月7日