中国衛生部の鄭海華報道官は、13日に開かれた記者会見において、「包装済み食品の栄養ラベル通則」を2013年1月1日より施行することを発表した。これにより、中国は全面的に食品栄養ラベル管理制度を推進することになる。同基準は、食品の合理的な選択、食事の栄養バランスの改善、慢性的な疾病のリスクの低減に対して、重要な意義を持つ。人民日報が伝えた。
同基準は、包装済み食品はラベル上に熱量および4種の栄養素(タンパク質、脂肪、炭水化物、ナトリウム)の含有量(4+1)、NRV(栄養参照量)に対する比率を表示するよう規定した。水素添加または部分水素添加をしている油脂が使用されている食品については、トランス脂肪酸の含有量を表示しなければならない。同基準はまたその他の栄養素の表示、栄養素の宣伝、栄養素の効果に関する宣伝についても、具体的な規定を設けた。
「人民網日本語版」2012年8月14日