中国の都市部人口、農村部超える 政府系シンクタンク報告

中国の都市部人口、農村部超える 政府系シンクタンク報告。 中国の都市化率が初めて50%の大台を突破し、都市部の常住人口が農村部を上回ったことが、中国の政府系シンクタンクが14日発表した報告書で分かった…

タグ: 都市,中国,農村

発信時間: 2012-08-15 14:58:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 中国の都市化率が初めて50%の大台を突破し、都市部の常住人口が農村部を上回ったことが、中国の政府系シンクタンクが14日発表した報告書で分かった。中国国営の「新華社通信」が報じた。

 中国社会科学院が北京で同日発表した「都市白書:中国都市発展報告NO.5」によると、都市部の人口は昨年、6億9100万人に達し、都市化率が51.27%に到達。社会構成が歴史的な変化を遂げ、中国は農村型社会を主体とする時代に別れを告げ、城市型社会を主体する新たな時代へと突入した。

 ただ報告書は、中国の都市型社会は初期の段階で、この先5-10年が重要な時期となると指摘。農民の市民化や都市部と農村部の融合促進、都市のクオリティ向上などを推進することで、城鎮化のクオリティを向上させられるかが、社会革新実現の鍵となるとしている。


 「人民網日本語版」2012年8月15日

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