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北京市水生野生動物救治センターの職員はこのほど、北京市朝陽区藍色港湾物業管理有限公司の関係者からの電話を受けた。同関係者は、同社の敷地内の池にワニが出現したと述べ、同センターに出動を要請した。同関係者が発見した動物は、国際自然保護連合のレッドリストに指定されている、絶滅危惧種のシャムワニであることが確認された。発見されたシャムワニの体長は0.4メートル、体重は2.4キロに達し、高い殺傷能力を持つ。空腹時に、付近で遊ぶ児童に噛み付く等した場合、大惨事となる恐れがある。北京日報が伝えた。
同センターの職員は水生動物の愛好家に対して、「ペットに問題が生じた、もしくはこれ以上飼育できなくなった場合、棄てるのではなく動物保護部門に連絡し、動物の死亡や市民に対する危害を防ぐべきだ」と呼びかけた。
「人民網日本語版」2012年8月21日