北京市園林緑化局は20日、「全市緑化検査」を実施した。市内の16区・県の園林緑化局局長が一堂に会し、経験を交換した。海淀区園林緑化局の局長は、「三山五園」の34キロメートルに渡る緑道の計画について語り、西城区園林緑化局の局長は、地下鉄4号線の各駅に「ミクロ公園」を設立する構想を述べた。東城区園林緑化局の局長は、「前三門大街緑化改造が間もなく竣工する」と述べ、朝陽区園林緑化局の局長は、「朝陽区は国慶節と第18回全国代表大会に向け、5000万元(約6億2500万円)を投じて各所に花壇を設置する」と語った。京華時報が伝えた。
■用語の紹介
前三門大街
故宮博物院の正面には、崇文門・前門・宣武門が東から西に並び、「宣武」には「文武両道」の意味が込められている。「三門」は皇帝の宮殿の前に位置するため、「前三門」と呼ばれるようになった。3つの門に隣接する大通りは、「前三門大街」と呼ばれている。
三山五園
「三山」は、香山・玉泉山・万寿山とされている。3つの山にはそれぞれ、静宜園・静明園・頤和園が建てられており、付近には暢春園・円明園があることから、「五園」と呼ばれている。
「人民網日本語版」2012年8月21日