一方、いかに中・小都市や小城鎮を発展させるかについて、鄭副主任は工業化・都市化・農業現代化の同時進行を継続し、都市部と農村部の一体化発展を実現することを提案。「現在、機械化は非常に成熟しており、全過程での機械化が可能になっている。そのため、城鎮化の過程で、農業の現代化や集約化経営を大々的に推進し、土地を耕作熟練者や農業会社、農業合弁社に集中させれば、農業に携わる人も、出稼ぎに出た場合より高い收入を得ることができる。一方、元農業労働者を第2次、第3次産業に投入すれば、工業化や都市化、農業の現代化を同時進行させることができる」と指摘した。
24-25日の2日間、開催された「2012白溝新城(ニュータウン)サミット」は、都市化を急速に進める中国全土や世界を視野に入れ、「転換の時期に入ったという背景下での全国ニュータウン都市化発展方法」をテーマに掲げた。中央や国の関連の各部・委員会の地方党政指導者や中国国内の関連の研究分野の一流専門学者が、社会が転換時期に入ったという背景下での中国のニュータウン都市発展戦略に関して、話し合いを行い、都市化を進める過程での、ニュータウンの発展方法を模索。山西省、河南省、河北省の3つの省の境界部分に位置する「太行山脈」の東麓に発する川「白溝河」の周辺に建設された「白溝ニュータウン」の今後の発展に関して、意見が交換された。
「人民網日本語版」2012年8月30日