資料写真
国際情勢の影響を受け、日本製品は昆明で急激に衰退している。最近、昆明のある婚礼写真館はある注文を受けたが、顧客が日本製カメラで撮影することを拒否する事件がおきた。
この写真館の関係者によると、この客が予約した婚礼写真の価格は8000元で、衣装とメイクに関する要求をのべたあと、日本製カメラで撮影することを拒否するという条件を提示した。この写真館には30人余りのカメラマンがいるが、カメラすべてが日本製だった。スタッフは顧客に情況を説明したが、この客は依然として日本製カメラを拒絶し、最終的に今回の契約は成立しなかったという。
この写真館は撮影器材購入では、日本製ブランドを優先している。理由はその費用対効果の高さだ。もし市場で選択できる製品がもっと多様であれば、日本製カメラがトップを占める情況を改善できるだろう。
それと同時に、雲南現地の多くの旅行社も、日本観光の宣伝を一時停止している。昆明国旅日本観光の関係責任者によると、今年、日本への中国人観光者は激減し、9月は前月8月と比べ3割減少した。多くの旅行社がこれまで販売した日本観光ツアーもキャンセルが相次いでいる。
同じ情況に直面しているのは、日系家電と生活用品だ。多くの家電販売店によると、最近、多くの日本ブランド家電の販売が明らかに減少しているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月14日