今月7日に雲南省昭通市彝良県で発生した地震の災害救済指揮部が記者会見を開き、9月13日午後5時の時点で、雲南省は計1億5891万6041元(約19億4858万3680円)の寄付金と2245万6685元(約2億7545万9761円)相当の支援物資を受け取ったと発表した。人民日報が伝えた。
同日午後8時の時点で、被災者19万3850人が一時避難先に移動を済ませ、「衣類・食料・寝床・飲料・診療」のニーズにほぼ対応できる体制が整った。避難先のうち、公的避難所は計65カ所(うち58カ所はイ良県内)、このほか仮設テント5546張りが用意され、被災者4万500人が適当な避難先に落ち着いた。公的避難所以外に避難している人は16万500人、うち1万7千人が親戚・友人宅に身を寄せている。
昭通市が迅速に講じた物価監督管理措置が功を奏し、被災地における穀物・食用油・肉・卵・野菜など住民の生活必需品、医薬用品、建築材料など各種物品価格は、地震発生前の市場価格と比べ、ほぼ変わらない安定した状態が保たれており、被災地での社会的混乱は起こっていない。
「人民網日本語版」2012年9月14日