国慶節が間近となり、「釣魚島は中国のもの」などとする「愛国標語」が書かれた車用ステッカーの売れ行きが好調だ。しかし交通警察は、安全運転に影響を及ぼさないという前提の上でステッカーを貼る分は問題ないが、車のロゴマークがステッカーで隠れた場合、改造などの違法行為になると警鐘を鳴らしている。瀋陽晩報が報じた。
瀋陽市内の自動車用ステッカー販売店を13日に訪れたところ、「愛国標語」が書かれたいくつかのステッカーが売り切れていた。店主はこれらのステッカーの購入者のうち、6割以上が日本車のオーナーであると語る。
交通警察部門によると、店などで販売されている統一サイズのステッカーを貼る場合、リアウインドスクリーンに貼って視線を遮らない限り問題ない。ただし、車のロゴマークが完全に隠れている場合は「交通法」で禁止されている改造行為にあたり、500元の罰金を課せられるという。