▽「犬のぬいぐるみを2つだけ」と嘆く声も
豪華なギフトとは対照的に、「正午に会社に戻ると、机の上に大きなウインナーが1袋置いてあった……。今年の中秋節のギフトはなんか変な感じ。秘書によると来週、ハミウリももらえるとか……」と、ネット上で“ケチ”な自分の会社に対する愚痴をこぼしているネットユーザーもいる。
さらに、あるネットユーザーは中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」に小さなビニール袋に入った犬のぬいぐるみの画像を投稿し、「これって社長がなんかの抽選で当たったのをくれたんじゃない……」とつぶやいている。
ある小さなパン屋さんで働く店員は取材に対して、「店は店員1人につき2キロ半の自家製月餅を配った。作る過程を目にしているから安心はできる」と語った。一方、ある大学の教師によると、中秋節の福利厚生として、聞いたこともないメーカーのサラダ油を1本と品質保証期限がない月餅1箱、それに米2キロ半をもらったという。
このほか、ネットユーザーからは「中秋節にはどんなギフトがほしいかって。やっぱりお金がいい」、「今年は8連休。中秋節のギフトは、社長自ら『取りに来るよう』電話してきてくれて、心から感動した。こんな素晴らしい社長はなかなかいない」などの声が寄せられている。
「人民網日本語版」2012年9月26日