秋は食欲の秋ともいわれるが、胃の病気を発症しやすい季節でもある。胃を守るためにはきちんと朝ごはんを食べるのがいい。ではどんな朝ごはんを食べると良いのだろう。一番いいのは、暖かい山芋入りのお粥やオートミール、羊のミルク、豆腐、豆乳、ゴマのお汁粉などを野菜やパン、中国式蒸しパン、果物点心などと共に食べることだ。「人民網」が報じた。
(1)朝食を必ず取る
一晩寝ている間に、脳の唯一のエネルギー源である体内のブドウ糖のほとんどが消費されてしまうため、エネルギーや栄養を補給するために朝食は欠かせない。さらに、夜間に胃で分泌された胃酸が食べ物で中和されないと、胃の粘膜が刺激を受け、胃の不調の原因になることがある。朝食を抜くことが長期間続くと、炎症や潰瘍などを引き起こすことさえある。また、睡眠中には大量の水分や栄養が消費されるため、朝食を抜くと、血が濃くなり、夜間に体内で発生した排泄物の排出にも障害が起きる。結果、結石や脳卒中、心筋梗塞などを煩う危険が高まる。
しかし、起きるのが遅いため、ごく簡単な朝食で済ませたり、抜いてしまったりという人も多い。確かに、そうすれば時間の節約にはなるかもしれないが、体の健康にはマイナスの影響を与えてしまうのだ。農薬を使っていない野菜を探し 、マクロビオティック(生機飲食)によって身体を改善することを推奨している人は朝食に野菜ジュースやフルーツジュースを飲む。その理由は野菜や果物の栄養を直接摂取し、体内の排泄物清掃にもつながるからだ。