11月7日午後、中国網で働く十数名の外国籍専門家は北京展覧館を訪れ、中国共産党中央宣伝部、国家発展改革委員会、人民解放軍総政部、中国共産党北京市委員会が共同開催する中国の10年間の歩みを展示する大型展示「科学の発展、輝かしい成果展」を見学した。この展示は、大量のデータ、記録写真、模型、図表などを通して、この10年間に中国が成し遂げた、経済、社会、国民生活、文化、国防、科学技術、環境など多方面の偉大な実績を分かりやすく解説している。
現在、中国網の第一線で活躍する米国、ドイツ、オランダ、日本、ベルギー、エジプト、スーダン、キューバなどの外国人専門家は、広く開けた展示会場に踏み入れると、非常に興奮した面持ちで、カメラを取り出し撮影をしていた。
米国人専門家古博凯氏は、この展示を見て、中国経済が成し遂げた巨大な成功に大変感銘を受けた、第18回党大会については、中国の世界に与える影響力は高まる一方で、次の中国の指導者がどのような計画を設定し、中国をさらに発展させていくのかに世界の注目が集っていると語った。
キューバの専門家である雷奥纳氏は2人の子どもの父親で、中国網の多言語部スペイン語チームに参加して2年目になる。彼は、展示を見て中国は非常に勢いがあり、展示形式もわかりやすい。子どもたちにもぜひこの展示を見せたいと感想を述べた。
スーダンから中国網に来ている叶海亚氏とエジプト侯萨姆氏は共にアラビア語の専門家だ。57歳の叶海亚さんは中国で暮らして18年。「私はこの10年余りの中国の劇的な発展振りと変化を証明できますよ。第18回党大会から多くの精力的な提言が発信されるだろうと期待します。」と。侯萨姆さんも「偉大すぎる、本当にすばらしい」という少ない言葉で感動している気持ちを伝えてくれた。
日本人専門家である渡邊英子さんと神澤優希さんは、中国が有人飛行に成功した宇宙船「神舟九号」の宇宙飛行士の写真と宇宙服のレプリカの前で多くの写真を撮影。渡邊さんは「1980年代に始めて中国に留学に来ました。それから数十回、中国に来ています。改革開放によってすばらしい成果が得られたとはっきりと感じています。中国人の生活レベルは飛躍的に向上しましたし、それだけでなく、性格も明るくなったように感じます。」神澤さんは、「中国での生活は非常に便利になりました。ある面では日本よりも進んで便利になっているようです。」と感想を語り、第18回党大会については、中国がさらに金融、観光などのサービス業を改善することで、さらに中国で外国人は仕事や生活がしやすくなるのではと期待を寄せた。
ドイツの専門家であるマークと吴刚は、見学の感想を聞かれ、「たった10年間で、中国が成し遂げた進歩には非常に敬服する。特に、中国の科学技術は飛躍な発展を遂げ、世界にあまねく広がっている。これは中国だけでなく、世界の科学技術の進歩に大変に意味のあることだと思う。」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年11月8日