ソニー前社長が提言「なぜ日本ではエリートが育たないのか」

ソニー前社長が提言「なぜ日本ではエリートが育たないのか」。

タグ: エリート,教育,教育体制

発信時間: 2012-12-25 15:07:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本では優秀なのに、海外では認められない。なぜ日本のエリートは世界の注目を集められないのか。日本の教育のどこに問題があるのか。ソニーの前社長である出井伸之氏が教育という角度から「日本ではなぜ本物のエリートが育たないのか」について詳しく述べた。

1 島国根性で古い考え方

日本の教師は依然として「日本は変わっていない」という非常に現実と違う考えを信じている。教え方はつまらないし、イノベーションに乏しい。世界は変わっているし、日本も変化している。学校教育も変わらなければならない。教師はこの問題を認識しておらず、非常に受身だ。

日本人のこの問題は、世界や社会から隔絶された離れ小島の心理にある。欧州で金融財政問題が勃発した時、欧州では子どもにいたるまで変動を感じた。しかし、日本は金融危機の影響を受けたと行っても、ギリシャなどの国に比べればまだ経済は安定しており、ほとんどの人は日本は変わっていないと思っている。実際は、世界経済は一体化しており、日本も今までのままではいられない。人々はこの変化をしっかりと見据え、積極的に外部情報を取り入れるべきだ。

2 教育体制の遅れ

现代社会はすでに産業革命から情報革命に変化しており、次の時代に入っている。しかし、日本の教育はまだ産業革命の段階で止まったままだ。大量に製造業の人材が必要だった時は、教育の役割は必要な知識を伝えることだった。そのころのキーワードは協調と団体だ。当然これらに従わないものは認められなかった。日本人は全体的に素質がよい人が集中すればよいと考えている。実際には、時代は卒業証書ではない、個人のイノベーション力を要求しいる。日本の教育はグローバル化に就いていってない。

たとえば、日本人は大学に進学することを当然のことのように受け止めているが、マイクロソフトのCEOビル・ゲイツは大学を中退して創業している。これこそ時代の変化だ。

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