1月3日、関係者の情報によると、米インターネット大手グーグル社のエリック・シュミット会長が、ニューメキシコ州のビル・リチャードソン前知事と共に朝鮮を訪問することが明らかになった。AP通信社の独占報道によると、シュミット会長の訪朝の時期は、極めて「敏感」な時期であり、実現すれば、インターネット技術大手のトップによる、初の朝鮮訪問となる。
関係者によると、グーグル社は「個人的な旅行」と「人道目的」での訪朝であるとコメントしており、早ければ月内にも実現する可能性があるという。アメリカと北朝鮮に外交関係はなく、企業間のビジネス交流もほぼない状態で、アメリカは北朝鮮の生産品・製品の輸入を禁止している。
シュミット会長とリチャードソン前知事の訪朝が実現すれば、極めて「敏感」な時期での訪問となる。
朝鮮は2012年12月12日に衛星搭載ロケットを打ち上げたことで、国連安全保障理事会による非難を受けている。アメリカはロケットの発射について、「極めて挑発的な行為であり、地域の安全を脅かす」と批判し、朝鮮に対する金融制裁の強化を国連安保理に求めている。