■攻略法2
こんな人に:就職がなかなか決まらない大学生
手段:泣き落とし
長所:人の同情を引く
注意点:自尊心が強い人は控えること
24歳の盧江平さん(仮名)は、仏山市の某国有企業で半年前から仕事をしている。昨年の春節は、彼にとって本当につらいものだった。某有名大学の院生だった彼のクラスメートの多くは、その時点で就職が決まっていたが、盧さんだけは、まだ求職中だった。
昨年の春節、多くの親戚から就活の状況を聞かれたという盧さん。「年越しの宴会の時、親戚全員が僕の就職に注目した。その時の何とも言えない気持ちは、とても言葉では言い表せないものだった」と振り返る。
しかし、盧さんは、すぐに攻略法のツボとして「泣き落とし」を思いついた。「どれだけ僕が頑張っても、インターンシップ先の会社は、なんのかんのと文句をつける。僕にどれだけ才能があっても結局は認められない」と、自分の傷心を明らかにして、涙で眼を赤くした。その後、この話題について彼らが再び聞いてくることはなかったという。「親切な親戚のおじさんは、コネを使って、ある優良企業のインターンに僕を行かせてくれた。その後、その会社の正社員になることができた」と盧さん。