巳年の春節(旧正月、今年は2月10日)が目前に迫り、「よその家の子」という漫画がネットで大ヒット、多くのネットユーザからの「ツッコミ」が入っている。多くのネットユーザが、中国版ツイッター「微博」で、「親から『よその家の子』と比べられた経験から、小さい頃から、『よその家の子』が自分の宿敵だった」と訴え、この「神様のように絶対に越えられなかった相手」に対する恨みをぶちまけている。「新華網」が伝えた。
「よその家の子」にツッコミを入れる人がいる一方、少し前にやはりネットで流行した「沿道で拍手する子供」という文章を想い出したネットユーザもいるだろう。この文章の内容はいたってシンプルだ。著者には1人の娘がいる。娘は12歳、50人のクラスメートの中で、試験の成績がいつも中の中(23番前後)なので、あだ名を「23番」という、ごくごく普通の子供だ。だが、この娘さんは、「人に対して親切で、いつも人助けをする」「信頼できる」「決して怒らない」「誰とでも仲良くする」などの理由から、クラスメート全員から好かれ、特別な存在になっている。著者が、自分の娘は「英雄」になったと思ったが、当の本人は意外にも、「英雄が道を通る時、沿道には必ず英雄に拍手を送る人がいる。私は英雄になんかなりたくない。私は沿道で拍手する人になりたい」と言った。