台湾で先ごろ行われた「桜の花結婚式」では、13組のカップルが桜のトンネルの下の赤いカーペットの上を歩き、人生の大きな舞台に立った。台湾の青年がロマンチックな「桜の舞い」を踊って式の開始を告げた。カップルたちは大きな声で愛の誓いを交わし、贈り物を交換したり、熱いキスを交わしたり、風船を飛ばしたりしてロマンチックな式を挙げた。
廖炯程さんと陳美含さんは去年、友人の「桜の花結婚式」に参加し、美しい桜の下での結婚式を挙げようと決心した。陳さんは「私はテレビドラマ『後宮甄◆(女へんに環のつくり)伝』のファンなので、宮廷衣装を着て結婚式をして思い出にしたいと思った」と語る。智明さんと婉萍さんは九族文化村で初めて桜の花を見て「山一面の桜の美しさに感動して、桜の下で結婚したいと考えた」と語っている。
九族副総経理の張鴻秋氏によると、「桜の花結婚式」は台湾で唯一のこうした形式の集団結婚式で、今年は一面の桜の花と巨石のある天理桜花園で行われる。1万株以上の桜がロマンチックな雰囲気を醸し出すだけでなく、巨石が新婚カップルの固い絆を象徴するという。台湾地区「聨合報」が伝えた。