国家統計局が22日に発表した2012年統計によると、2012年中国の農民工(出稼ぎ労働者)の人数は2億6261万人に上り、去年より3.9%増加した。
統計によると、2012年農村部住民1人あたりの純収入は去年より13.5%成長し、価格上昇の要因を差し引くと、実際の成長率は10.7%だった。都市部住民の1人あたりの可処分所得は去年より12.6%増加し、価格上昇の要因を差し引くと、9.6%の成長だった。
国家統計局の謝鴻光副局長は、「中国経済はその成長率がある程度下落したが、就職情勢は全体的に安定の様子を呈している。都市部住民の収入成長率は割りと速く、その実際成長率はGDPの成長率より速い。一方、農村部住民の収入成長率は都市部より1.1ポイント速い」と語った。
「中国国際放送局 日本語部」より 2013年2月25日