死刑判決を言い渡され減刑を懇願するノアイカン被告。 |
タイのメコン川で2011年10月に中国商船2隻が襲撃され中国人船員13人が殺害された事件で、昨年11月に死刑判決を受けていたミャンマー国籍のノアイカン被告ら4人に対する死刑が1日、中国雲南省昆明市で執行される。致死量の薬物を注射することによって執行される薬殺刑が実施されるという。京華時報が報じた。
死刑執行を前にし、同事件の首謀者だったノアイカン被告は緊張からか神経質になり、血圧も上昇。10人の子供と会いたいと漏らしているという。
今回死刑が執行される4人のほか事件にかかわったタイの武装グループのメンバーも他国に引き渡すことはできず、タイ警察は「殺人罪が確定すれば、それらメンバーにも重い処罰が下されるだろう」とみている。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年3月1日