ニュースサイトJapan Daily Pressは、ネットで流れている動画を取り上げた。ある日本のゲイが取材を受け、日本という国で同性愛者がどのような状況に置かれているか、自分自身がどのような扱いや挫折を受けてきたかを語っているものだ。日本華字紙・新華僑報が伝えた。
この動画を製作したのは、日本で英語を教えている米国人。彼は日本にも同性愛が存在しているにもかかわらず、日本メディアが効果的な手を打たないので、客観的にこの集団を描いたのだという。日本というやや封建的な国では、同性愛者は孤独なだけでなく暗黙のうちに精神的なストレスにさらされている。
この動画はネット上に公開されてから、この教師は日本を辱めるつもりはないと懸命に説明したが、却って動画を見た日本の極端な思想を持つ人々から彼の無責任な言動や間違った情報が生徒を誤った方向に導くと強烈に批判された。
社会のある側面を明らかにしただけなのに、ネット上で大嵐を呼ぶ。同性愛問題が社会で客観的で尊重した態度で討論のテーブルに乗れば、彼らは社会で今あるような不必要な摩擦にさらされずに済み、世の中はもっと穏やかになるだろう。だが、日本は欧米諸国と違い、胸襟を開いて同性愛問題を処理するのはかなり難しい。