これまで中国を背景とする家庭の子どもたちを中国語学校に行かせるのは、文化の伝承や親せきとのコミュケーション能力を養うためとしかとらえていなかったが、今は、子どもたちの中国語を経済力やキャリアアップに役立てたいと考える保護者が増えている。ジュリア・ウォンさんは「私は彼らがほかの地域でも仕事を探したいと思うなら、米国から出るチャンスと能力を持たせたいと思っています。」という。
一部の子どもたちの親や祖先が中国人であったとしても、教室の中で学ぼうとする一人一人のバックボーンはそれぞれで、アフリカ系米国人、白人種、ラテンアメリカの若者もいる。
「これまで中国語教育は西海岸や大都市に集中していましたが、私たちはさらに多くの中国語教育プログラムを全米に展開したいと思っています。」ローダースさんはこの拡大の勢いはしばらく続くだろうと強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年3月19日