最高級ザクロを用意 |
雲南省昆明市在住の博ちゃん(4)は、末期がんを患っている。手術後の博ちゃんの最大の望みは、ザクロを食べることだった。彼の願いを叶えるため、西安のネットユーザーが長い道のりをリレーでつなぎ、彼にザクロを届けた。京華時報が伝えた。
「@昆明日」さんは21日、「雲南に住む4歳の男の子・博ちゃんは末期がんを患っており、昆明医科大学第二付属医院で治療を受けている。彼の最大の願いはザクロを食べることで、両親が病院に通う途中であちこち探しまわったが、入手できないでいる。善意ある人々が、博ちゃんの願いを叶えてくれることを心から祈っている」と中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」に投稿し、ネットユーザーに助けを求めた。
22日午前8時5分、この投稿が西安の「@鈞」さんによって転送された。この「@鈞」さんは、西安市党委員会宣伝部網絡(ネットワーク)処の袁永君・処長であることが、「微博」のアカウント認証によって判明した。「@鈞」さんは、転送時に、「この件は僕に任せて!」と書き込んだ。彼はただちに友人である臨潼区精神文明弁公室の劉主任に連絡し、ザクロの手配を手伝ってくれるよう頼んだ。