MU5278便のパーサーに手渡した |
臨潼区精神文明弁公室職員の白さんは、このニュースを知り、午前9時10分に臨潼区ザクロ農園組合の代表のもとに駆けつけた。博ちゃんの願いを知った代表は、すぐに冷凍庫に保存してあった12個入りの最高級ザクロの箱を白さんに手渡した。「子どものささやかな願いだ。一番大きくて新鮮なザクロじゃないと」。博ちゃんのためのザクロが入手できたことを知り、西安のネットユーザーはほっとため息をついた。
10時45分、ザクロを抱えた精神文明弁公室の職員が、西安咸陽国際空港に駆けつけた。
これより前に、ネットユーザー達は、西安発昆明行の最も早い便が東方航空の11時30分発便であることを突き止めていた。東方航空西北支社は直ちに「愛の特別ルート」を開設し、ザクロの輸送に協力した。同支社地上業務部の周宏娟書記は、「セキュリティーチェックを通過後、このザクロをMU5278便の劉暁玲パーサーに手渡した」と話した。