2012-2013「世界に影響を与えた華人大賞」の授賞式が3月30日夜、北京大100周年記念講堂で催された。莫言(モー・イェン)、郎朗(ラン・ラン)、陳其鋼(チェン・チーガン)の各氏が大賞を受賞した。広州日報が伝えた。
「ノーベル文学賞を受賞しても有頂天になることはできない。おとなしくしていても、これだけ面倒があるのだから」と莫言氏。「きのう父が電話で、実家にまた200人以上がやってきて大変と言っていた。ただ近所の方々は喜んでいるようだ。露天で本を売ったり、駄菓子を売ったり、海賊版の本を売る人までいる」と実家周辺の様子を語り、「故郷には行かないでいただきたい。行っても失望するだけ。小説に描かれている輝かしい、美しい情景を目にすることはできない」と呼びかけた。
また、クランクインが決まったドラマ「紅いコーリャン」に、莫言氏の長女、管笑笑(グァン・シャオシャオ)さんが脚本家として参加することも明らかになった。
「人民網日本語版」2013年4月2日