写真はニワトリに薬を飲ませる養殖業者(4月5日撮影)
4月6日、上海市内すべてのハトを放し飼いしている施設が閉鎖された。写真はハトを捕まえるスタッフ
上海市は4月6日、新たに2人のH7N9鳥インフルエンザの感染者を確認したと発表した。これにより、中国での感染者は18人となった。
中国での鳥インフルエンザの発生は、世界のメディアの間で最も大きな話題の一つとなっている。発生源はどこか、大規模的に流行するか、その危険性はどれほどかなどが繰り返し激しく討論されている。かつての「黒い記憶」と呼ばれる世界的なインフルエンザが再び話題となった。
多くの周辺国・地域、また世界のメディアは、厳格な監視・抑制措置を次々と講じた。外国メディアは、H7N9鳥インフルエンザは中国の新政府が直面する最初の難題だと見ている。
シンガポールの「聨合早報」は、新しいメディアが活躍する今、安定を維持する最もよい方法は「真実にデマの前を行かせること」だとし、教訓を汲み取り、中国政府の透明性と公正性は世界的に認められたと論じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月7日