抗日ドラマに登場する全裸の女性
抗日ドラマのワンシーン、素手で日本兵を真っ二つに裂いている
しなやかな全裸の女性がカメラに背を向けている。これは一体何の映画なのか。中国の紅軍(共産党軍)の兵士に向かって、敬礼をしているが、これは本当に抗日をテーマにしたドラマなのだろうか。マイクロブログではこれらの画像に関するコメントが140万件以上に上っている。画像の信憑性については依然追求する必要があるが、人々の話題の中心は抗日ドラマに向けられた。
素手で日本兵を真っ二つに裂くシーン。このドラマでは勇敢な英雄らしき人物が日本兵をきれいに半分に裂き、血が飛び散る中、誇り高い笑みを浮かべている。このシーンの演出については、「スルメイカを裂いてるつもりか?」「人体構造や生命科学を無視してる」などと言った皮肉コメントが多く寄せられた。しかし、行き過ぎた演出はこれだけに止まらない。中国拳法の鷹爪功や鉄砂掌、抗日部隊の武術の名手がこれらのカンフーで侵略者の機関銃や大砲に対抗するシーンなど、なかなか想像できないものが多い。更には、どんな粗末な武器でも、英雄が使えば、神器となり、たちまち敵を打ち負かしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月11日