バスケ元中国女子代表が日本籍取得、中国「スポーツの秩序乱す行為」と批判

バスケ元中国女子代表が日本籍取得、中国「スポーツの秩序乱す行為」と批判。

タグ: 女子バスケットボールチーム

発信時間: 2013-04-16 15:51:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

この情報を受け、中国バスケ協会は2011年3月11日、正式に日本バスケットボール協会に対し、李選手の消息を調べるよう求めた。日本バスケ協会はこれに対し、李選手の競技選手登録の情報はないと回答した。

その後、中国バスケ協会はFIBAとアジアバスケットボール連盟(ABC)に一連の経緯を報告した。2012年5月11日、中国バスケ協会は再び、日本バスケ協会に李選手の捜索を依頼したが、日本側は回答せず、9月に中国側に対し、李選手の海外でのプレーを認める証明書を発行するよう求めた。中国バスケ協会はこれに応じず、「中国バスケ協会は尚も、李選手が帰国し、中国チームの一員として活躍してくれることを願っている。李選手が日本のバスケチームの代表として、日本の公式リーグ戦に参加することは認めない」との中国側の立場を表明し、移籍に関わる手続きを拒否した。

FIBAは事件の詳細を確認し、選手の移籍に関するFIBAの内部規定に従い、2013年3月16日、中国バスケ協会に裁定を通知する以下の文書を送った。「李明陽/杉山美由紀選手の日本のバスケチームへの移籍を認める。日本バスケ協会に対し、FIBA内規違反として罰金2万5000スイスフラン(約250万円)を科する。李/杉山選手が所属する日本の某化粧品メーカーは中国バスケ協会に対し、補償金として2万スイスフラン(約200万円)を支払うものとする。同選手が21歳になった時、日本代表としてプレーすることを希望した場合、日本バスケ協会は再びFIBAに申請する必要がある」。

FIBAは日本側に処罰を下したものの、中国バスケ協会は「日本の関連当局のやり方は極めて妥当性に欠けており、スポーツの秩序を著しく乱すものである。この件について、中国側は引き続きFIBAと交渉するつもりだ。中国バスケ協会も選手の登録システムをより一層整備することに努める、また、各チームが選手との契約の管理を強化することで、チームの権益を守るよう望む」との見方を示し、各チームに対し、「海外のスカウトマンによる非公式のスカウトに警戒するよう」呼びかけた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月16日

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